理系研究者のしごとメモ

研究者の仕事や日常の一コマを綴ります。

コミュニケーションは少ない方がいい

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報連相はたくさんしましょう!

なんでも質問しましょう!

どんどん人に話しかけましょう!

 

これ、本当に正しいんでしょうか?
私は最近、疑問を持っています。
そう感じた機会を三つ紹介させてください。

 

まとまりのないメールの数々

身近に、考えがまとまる前にメールを送ってくる人がいます。

情報が小出しで、脈略がなく、突然重要な情報が出てきたりもします。

挙げ句の果ては、「あの時のメールにちゃんと書いてるだろ!」と言い出したりします。

あなたのメール、誰もちゃんと読んでませんよ?

たくさんメールを送ればいいってもんじゃありません。

 

マニュアルがなくて、人に聞く

数年に一回くらいしか行わない業務だとマニュアル化されていないことがあります。

そんな時は誰かに聞かないと仕事が進みません。

 

私「試しにここまではやってみたけど、よくわからないぞ…。A先輩、これ、どうやってやるんですか?」

A先輩「確かこんな感じで…あれ、違う。B係長、これわかりますか?」

B係長「う〜んと…確かこうだったと思うけど…。X課のCさんならわかると思うよ」

 

私だけでなく、こんな感じの会話が数年おきに繰り返されてきたことでしょう。

このコミュニケーション、とてつもなく無駄じゃないですか?

教える、という行為には2工数以上かかっていることをもっと重大に考えた方がいいです。

些細な仕事も、ちゃんとマニュアル化しましょう。

 

デスクワークをしている人に話しかける

「ねぇ、このYahooニュースさぁ…」

 

俺がPCで文章書いてるのが見えねぇのか!
集中してるのがわからねぇのか!
実験せず机に座ってるからって暇な訳ねぇだろ!!

 

人の集中の価値を軽んじている人が多すぎます。

子供じゃないんですから、相手が何をしているか、自分の会話の重要度を考えましょう。

 

まとめ

以上、コミュニケーションに苛ついた瞬間3選でした。

共感できるもの、あったでしょうか?

考えなしのコミュニケーションは相手に負担をかけます。

仕事の効率も低下します。

皆さんも今一度、コミュニケーションの取り方を考えてみてはいかがでしょうか。